アメリカの小さな商圏 4
店舗レイアウトは入ロを入って右にメイン通路を行くと、ドライ・フーズをスチール棚に山積みした城壁陳列となっており、ボリューム感とロープライス感を演出しています。
商圏人口は2万人と少ないのですが、この地域は郊外住宅地として開発されているところなので、子育て中のヤングファミリーが多いのです。
また、サッカー ユニフォームを販売するようになってから男性客も増えたようですね。
毎日午後3時以降5時までがピークといいます。
したがって、特に力を入れているデリカ部門は家庭に持って帰り、温めればすぐ食べられるようなメインディッシュ的なものが多く、子育て、ビジネスと忙しい主婦に人気を得ています。
・・・この店の販売効率は客単価でみると、平日が19ドル、ウィークエンドが21~25ドルです。
客数は1日平均1250人です。
そこで年商を推計すると、客単価20ドルとして、それに客数1250人を掛け、営業は年中無休なので、それにさらに365日を掛けると912万5千ドルとなります。
1ドル100円で円に換算すると9億1250万円となります。
したがって、この売上を売場面積3717平方メートルで割ると年1平方メートル当たり24万5千円、坪に換算すると80万円となります。
日本に比べると異常に低いがアメリカでは平均的な効率です。
・・・このように売場効率が低くても成り立つのは不動産投資あるいは不動産オペレーションコストが安いことと、広い売場面積なので天当たり守備範囲が広くなり、売場当たりの人件費が安くて済むからです。