豊かな暮らしとは 2
有機農業農家は、日本各地に居ます。
しかし、全農家にくらべれば九牛の一毛に過ぎません。
ほとんどの農家は、農作物を商品として、工業製品を作るごと単作農家となっています。
いまの日本の農業事情の下では、経済機構の歯車の一つとして、仕事をせざるを得ないのです。
・・・ごく普通に考えて、日本という自然があって、その上に日本という国・・・
社会機構が営まれているのだと考えられます。
自然の一部である人間の在り様を、社会機構の中にだけ、閉じ込めようとするならば、自然破壊を生ぜざるを得ないと思います。
文明が進み、法律が整い、社会機構が整備されればされるほど、その度合が強くなっていくのではないでしょうか。
だから今日では、外なる自然・・・花 種、空、海、川、大地なども、内なる自然・・・人の心も、いまや無残な状態になって居ります。
日本ばかりではありません。
21世紀を迎え、地球ただならない様相を呈している事は、あえて私が申し上げるまでもありません。
いまこの時に、麦草のごとく力強く、踏まれても踏れても、かえって大地に根を張りして生きる人たちが、この山梨県の一角にも存在している事を知ってください。
わたしたちが目指す21世紀に生き残る理想の生き方を、ぜひ多くの人に知ってもらいたいです。
そして、一人でも多くの人が、援農の人、縁農の人となられることを祈るものであります。