豊かな暮らしとは
多くの人々が、それぞれの体力、能力に応じて役割りと仕事があり、お互い同志欠かすことの出来ない一員として、尊重されなくてはならないと思います。
この地で育った子供たちは、大地に両足を踏ん張って、みずからの両手を使い生きるすべを知らず知らずのうちに、体得して行くでましょう。
現代分業社会の申で、歯車の一つとして生きる事が習慣となった私どもは、水道の配管工事、橋を架ける事、家畜小屋やシイタケの2階建て倉庫をつくる事・・・
そして田植え、稲刈り農作業もみな他の専門家たちの仕事だと思っています。
そして出来る事といえば、出来るだけ限られた現金収入の中から安く商品を買う事だけであるかのようです。
でもここの農場の住人は、互いに助け合いながら、何から何までそれらの仕事をやっています。
戦争や天災、飢饉など、いざという時に一番強いのは、ここの住人に違いありません。
わたしたち有機農業農家を中心として、この農場は多くの人たちを集めています。
6年間にわたるわたしたちの努力は、年々着の実を挙げて来たのです。
初年度でも延べ140人という数の人たちがこの農場を訪れてくれました。
この6年間なら大変な数ですね。
わたしたちの有機農業に対する考えは・・・
有機農業とは、人と物との関係を、人と人との有機的な関係に拡げて行く事です。
有機的とは、打算で結びついた関係でなく互に生命あるものとして、尊重しあえる関係です。