アフリカの土地と人々 10
――「事業は数々あるが、計画は一つだに練られない」
(ププリウス・シルス 西暦前1世紀)
効率のよい飢饉警報体制ができれば、飢饉がくるまでの予知期間をもっと長くすることができます。
しかし、アフリカの基盤の脆弱性のため、国際社会は、なかんずくアフリカ諸国自身は、食糧体系の崩壊や破損が今後も起こることを覚悟しなければりません。
住民の自力更生こそ努力目標でなければならないのですが、天候その他の原因による不作を経済的にしのげないアフリカの人々が今後とも長く大勢いる以上、外部からの救援が一定の役割を担うこととなるでしょう。
アフリカの飢饉国20ヶ国中の6ヶ国、チャド、エチオピア、マリ、モザンビーク、ニジェール、スーダンが、大規模な国際救援活動による生命維持装置を必要としています。
こうした援助なしには何百万人もの生命が危うくなります。
その他15ヶ国は、食糧その他、限られた援助を必要としていました。