野生の種子を集める 4

種子の採取に用いた道具は、両手、かま、大がま、プロワ、ストリッパー、ヘッダー、ピーター、そしてバインダーという農業機械、そして、ついにコソバインも持ちだしました。


そして数トンの種子が集まりましたが、どの場合も、自然に実っている種子量の半分以上は、地面にこぼれてしまいました。


野生植物の側にたって言えば、そう簡単に持ち去られては、生存がおぼつかないのです。


さて、半分以上は収穫できなくとも、野生植物が密生していて、十分な量が獲得できれば、食料は確保されることになります。


旧約聖書「出エジプト記」に、イスラエルびとがながい流浪の末、その終着地として選んだ肥沃な土地カナンがでてきます。


そのカナンの地から北方、ガリラヤ湖付近には、野生2粒コムギや野生オオムギが生えています。


イスラエル大学のゾハリ博士は、そこで、これら野生植物の種子を集めたところ、10アールで50~80キロになりました。


同じくらいの量がゾハリ博士の手から逃れてこぼれてしまったであろうことを考慮すると、いかに豊かな地であるかがわかります。


野生の種子を集める 3

仮に、その適期に間に合ったとしても、すでに小鳥たちが分け前を先取りしていることは覚悟しなければなりません。


さらに、気のながい人でなければ、多量に集められません。


一株のなかに、種子をつけた穂もあれば、開花中の穂もあります。


マコモのような大きな穂では、一本の穂の中に、熟した種子、未熟な種子、そして開いた花があります。


できたら、植物の根元に布でも敷いて、10目間ぐらいぼちぼちと落ちてくるものを溜めてゆくのがよいでしょう。


・・・以上、野生植物、とくにイネ科植物は、種子の脱落性をもっていること・・・


野生集団では、個体によって成熟期が揃っていないし、また一個体でも、種子をまき散らしながら、閉花していることを述べました。


アメリカのハーラン博士(イリノイ大学)は農業生態学の分野に、いつもユニークな見解を提供している方ですが、野生植物の種子集めを試みました。


ハサミと紙袋よりは、もっと大掛りです。

天中殺について

中国四千年では、本が上下二巻あるときには「乾、坤」、また三巻あるときには「天、地、人」といった付け方をします。

これをみてもわかるように、天中殺があるということは「地中殺」「人中殺」があるのです。

西川氏によれば、なぜかというと、一番こわいのは「人中殺」。

その次が、「地中殺」。

一番こわくないのが「天中殺」なのです。

(『人間の星』四二号、人間の星社、1969年)

あれだけ脅かしておいて、いまさら天中殺が一番怖くないとは、詩人は冗談も得意のようです。

人中殺や地中殺が控えていますから、天中殺が半分しかあてはまらなくても大丈夫です。

えっ?天地人くらいでは足りないというのですか。

わかりました。

中国四千年は徹底的に占い師の方々のめんどうをみることをモットーとしております。

では、いってみましょう。

天中殺や空亡の一挙公開!!!

剋害天中殺、破祖天中殺、五鬼天中殺、倒産天中殺、地虚天中殺、生日中殺、日座中殺、相互中殺、宿命二中殺、全中殺、六甲空亡、互換中殺、生年中殺、生月中殺、四大空亡、戯路空亡、互換空亡、日座空亡、三空、空亡填実おっと一つ落としていた、いかが。

これだけ並べれば、客は即死して、身ぐるみはげます。

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野生の種子を集める 2

マコモの種子を集めようと考えたのは、古い中国の人々です。


そこでは、菰米とか彫胡米といって食用にしました。


北米やカナダには、このマコモとは別種の一年生のマコモがあって、インディアン・ライス(または、ワイルド・ライス)と呼ぽれています。


その一年生マコモも熟すと、種子は自然に落ちてしまいます。


ミネソタ州で、種子の脱落しないものが見つかったが、すぐに消滅してしまったそうです。


秋の野に立って、野の草をみれば、野生植物はどのようにして、種子を散らしているかがよくわかります。


秋風になびく穂の上には、もう種子はついていません。


それを集めて、食料にするとなると至極むつかしいのです。


まず、適切な時期を知ることでしょう。

野生の種子を集める

9月のはじめ、近くの川岸でマコモを集めて、ご飯をたいてみようと思いたちました。


マコモは水辺に太い地下茎をからませて、ニメートルにも近い草丈で茂っています。


穂は30センチほどあり、開いた花から紫色の約を垂らしていました。


収穫予定日は、来月の最初の日曜と予想しました。


雨もあり強い風が吹いたこともありました。


その日曜日に訪れたとき、マコモの穂は、すっかり裸になっており、水鳥の仕業でしょう、穂先が切られているのもありました。


そこから、数キロ上流のマコモの原も、すでに適期を過ぎていましたが、穂にはまだいくばくかの種子をつけていました。


種子は熟すと、種子の重さだけでこぼれてしまいます。


静かに穂をハサミで切り、用意した紙袋に突っ込みます。


この手応えのない収穫をしているうちに、マコモ飯の夢は遠のいてしまい、また、底に溜まった収量は、ひとつまみの種子でした。

利益隠しの秘密

売上高から費用を引いたものが「利益」なのではありません。


「利益」の額がまず決められ、それに合うように売上高と費用が「逆算」されるのです。


資本主義の初期の、企業活動が個人的性格のものにとどまっていた時代には、また今日でも個人経営の中小零細企業にあっては・・・


その儲けはイコール個人のプライバシーの範囲に属する問題であるといってよいでしょう。


しかし、資本主義が発展し、企業が大規模化し、多くの人々から資本を集めるようになると、企業がどれだけ儲けたかということは、もはや純粋に個人的な問題にとどまらなくなってきます。


共同出資者への利益の分配や営業の報告が必要にならざるをえないからです。


資本主義発展の先進国であったイギリスでは、19世紀の中頃に株式会社の設立ブームがおこり、多数の人々から出資をつのって会社がつくられました。


しかし、不況で企業が倒産したりすると、抜け日のない事業家が他人の資本を着服して、逃げてしまうという詐欺行為が頻発し、被害をうけるものが数多くでました。


・・・そこで法律で、企業の設立や経理が規制されるようになりました。


大企業と一般消費者の関係 3

アメリカではFDA(食品医薬品局)が75年に化粧品の成分表示法案を議会に提出し、76年からすべての製品に表示が義務づけられています。


日本でも、いつまでも「企業秘密」として非公開にしておくわけにはいかないでしょう。


酒類の正体も問題で、灘、伏見の酒といっても何を飲まされているかわからず・・・


国産ウィスキーにいたっては、酒税法施行令の級別資格を満たす最小限の原酒をアルコールで割って、カラメル、合成着色料、香料で調節したいわばシロップのようなものとまでいわれています。


原材料や添加物の表示はされても、その成分比は「企業秘密」とされています。


消費者の「知らされる権利」あるいは「知る権利」に完全にこたえるためには、原価、成分など企業が知らせたくない情報といえども公開させなければならないのです。


企業の知らせたい情報のみを公開し、知らせたくない情報は公開しないというのでは、消費者の権利を守ることはできないのです。

大企業と一般消費者の関係 2

消費者保護基本法は、国にたいし商品などの表示の適正化を講ずるよう要請しています(10条)。


また、国が「商品及び役務に関する知識の普及及び情報の提供等・・・必要な施策を講ずるものとする」(12条)と定めています。


・・・こうして今日、消費者の「知る権利」は、商品の品質に関するかぎり正確な表示、不当表示の規制などの消費者保護立法にもとづく各種開示制度によって保証される建前にはなっています。


しかし、その現実はいまだきわめて不十分で、消費者が当然誤認すると考えられるような表示すら義務づけられている場合も少なくありません。


成分など商品を判断するうえで不可欠な情報も「企業秘密」という理由で、公開されていない場合が多いのです。


化粧品の成分や食品の栄養成分、栄養価表などについては規制がなく、消費者はその商品が何からできているかも知らされていません。


企業は公開しない理由として、化学名で表示しても消費者は理解できないといいます。


・・・しかしこれは、知らしむべからず、依らしむべしという消費著を愚民視した企業エゴの論理以外の何物でもなく、情報公開による日光消毒的機能を否定するものと批判されるでしょう。

大企業と一般消費者の関係

今日の社会化された商品の生産、流通は、国民全体の生活と深いかかわりをもっています。


それが私企業によって営まれていても、消費者である国民には、可能なかぎり正確な情報が与えられなくてはなりません。


近代市民法においては、商品の売買は対等な当事者間の私的な関係であるとされ、そこでは「買い主注意せよ」という法諺が物語っているように・・・


取引内容についての危険は買主が負わねばならず、企業が知らせたくないことを取引相手に知らせないことは企業活動の自由とされ、「企業秘密」が認められてきました。


しかし、今日の大企業と一般消費者の関係には、こうした市民法の原則のあてはまらないことは明らかです。


消費者はその価格を一方的に企業の側から押しつけられるばかりか、商品の使用価値についても、自らの力で識別する能力をもっていません。


消費者は企業の支配下に組み込まれているということができるのです。


・・・ここから「企業秘密」の排除と、生存、生活権にもとつく消費者の「知る権利」というものが、認められねばならない必要性が出てくるのです。


つまり、商品そのものおよび企業活動に関する情報の公開が、企業の有する圧倒的な支配力にたいして消費者の利益を守り、バランスをとるために求められてくるものといえるのです。


魔法と迷信と占い


努力に拍車をかけるのは、運というもの・・・


それが幸運にてもあれ不運にてもあれ、ともかく運というものへの解明の熱望からでなかったでしょうか。


宗教が運にどのように関係しているかについては、別の機会に述べます。


また運に対する科学の態度についても、べつに一章を用意しなければなりますまい。


・・・で、以下しばらく私は、運という概念の最初の果実であった魔法(魔術・呪術)と迷信に関して、もっぱら叙述しておきたいと思います。


それというのは、魔法・迷信は古来あまりにも頑固に固執されてきただけでなく・・・


現在においてもそれらはいろいろな仮面で偽装されているとはいえ、なお甚だしく狙獄をきわめております。


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